着物ってなんかかっこいいな
最初は、そんな小さな憧れから始まりました。
着付けを学び、人に教えるようになってから、多くの方と出会い
その悩みにふれる中で、強く感じるようになったことがあります。
「着物を着ると太って見える」
「モサっとして見えて、すっきりしない」
そんな理由で、せっかくの着物を楽しめずにいる方が、想像以上に多いということです。
誰もが“今のままの自分”で
すっきりと美しく着こなせる着付けを
届けたい
私はその思いを胸に、技術を一つひとつ言葉にしながら、体型に合わせたアプローチを工夫してきました。
ほんの少し着姿が変わるだけで、鏡を見る目が変わる。
「堂々と外に出られるようになった」
そんなふうに言ってくださる方もいます。
その変化を一緒に喜べることが、私にとって何よりのやりがいです。
現在は、着付け師や講師の育成を中心に、
ブランドや発信活動など、さまざまな形で着物に関わる活動を続けています。
活動を始めた頃から、私の中でずっと変わらない想いがあります。
それは、着物文化を未来へつなげていきたいということ。
技術を継ぐ人がいても、着る人がいなければ、文化は続きません。
実際、伝統的な技術の中には、すでに途絶えてしまったものもあります。
だから私は、まず“着物を楽しむ人”を増やしたい。
楽しむ人がいるからこそ、文化は未来へとつながっていくのだと信じています。
「着物っていいな」「ちょっと着てみたいな」と思ってもらえる人を増やすこと。
そして着物文化だけではなく、日本文化全体を盛り上げていくこと。
そんな思いを胸に、一つひとつの活動に、心を込めて取り組んでいます。
美容師から転身し、24歳で教室を開講。のちにオンライン講座に切り替え、累計2000名以上を指導。
着姿の悩みをきっかけに「スレンダーに魅せる着付け術」を研究・体系化。
現在はオンライン講座やアパレルブランド運営、SNSの発信を通じて着物の魅力を伝えている。
YouTube登録者は3.9万人、Instagramフォロワー1.8万人。